最善の瞬間に
人間の(無)意識って、いつもいつもそうなんだけど、、
お世辞にも良い状態とは言えない状態からの好転的な変化の前触れを察知したり、変化の寸前になると、同調意識が集団になって、全力で「変化を望まない」という卑屈で後ろ向きな方向へブレーキかけて足を引っ張ろうとするの。
いつもそうなの
重たいの
みんな自力ではそこから脱出できなくて、
でも最終的にはそれぞれの力で立ち上がり進んでいかなければならないんだけど、それ以前に、同調した意識が全体にブレーキをかけていて、自力ではどうにもならない作用になっていて、
それを破る時期というのが度々あって、その度に、そのとき必要な分だけ外されるけど、外しても外しても、いざ変化の寸前になると、臆病で後ろ向きな意識がまた寄り集まって、かたまりになるんです。
たしかに、毎回、回を重ねる毎に軽くなってはいます。
人間はね、まさかそんな良い世界が現実に来るとは思えないらしいね。
「どうせ、そんなの無理にきまってる。」とか言ってる。
闇が主導権を握る世界しか知らない(と思い込んでいる)から、光の世界への期待は本能的にみんなの共通の望みではあるけど、闇の記憶があまりに深くて、「おそれ」を現実化させる方の力がどうしても強い。
あなたが「どうせそんなの無理」と諦めているのは、現実の世界に対してじゃなく、自分の『可能性』に対してなんだよ。
自分を諦めちゃうの?
信じてよ!!!
人間の信じる心がないと、あと一歩がいつも出遅れる。
流れの要所要所に制限時間というのはあって、そのタイミングに向けてどうにか集団化した重たい袋を破るんだけど
それは見えない存在が魔法のように消し去るのではなく、人間にしか出来ないことなので、そのタイミングに合わせて全体を背負う斬り込み隊員が投入される。
なぜ人間でないとならないのか。
『仕組み』として、本人の中にも糸を引く共通の『意識』があることが求められる。『共感』するための心が必要だから。既に解消済みの過去の記憶の種のようなものだとしても、隊員の中にも共通した意識を持っていることが必要だから。
斬り込み隊員だってスーパーマンじゃない、ひとりの人間である以上おなじ恐れを抱いているということだよ。
変化への『おそれ』を感じている。
逆にいえば、おそれがないとできないことなんだ。
だから人間でなくてはならない。
隊員が背負うおそれは、自分ひとりだけのものじゃないんだよ。
集団となった意識のおそれで満たされた重たい袋を一身に背負い、自分のこととして越えるんだ。
自分の心を剥き出しにして。
その行方を外側から意識の存在たちは見守っている。
本人がその壁を自力で越えるまでを、最大限の力を発揮できるように条件を整えてサポートしている。
結果はどうであれ『最善』を尽くした瞬間がそこに在る。
結果というのは、人間の期待が含まれたもの。
その期待の中には、前向きなものと後ろ向きなものとがある。
『すべてをひとつ』とした大きな流れの一部としての役割は、その瞬間に『最善』という形で万事果たしているということを、どうか信頼をしてほしい。
それが、自分の流れを信頼するということ。
結果は、すべてその瞬間の『最善』なんだ。