ここのこの連絡網

そっ...と、言葉を置いていきます。( Don't think.. feel. )

お返しします。②

 

 

 


「戻される闇」というのは、具体的にどの様な形として現れるのか。


それは「自分から遠ざけてきたもの」という言葉があてはまる。

それは人によって様々だろうけど、個人的なこと、内面的なこと、社会的なことも含まれるし、「人間」に関わる様々なこと。


自分にとって、都合が悪く直視しないように遠ざけてきたこと、関係ないと棚上げしてきたこと、保留にしてきたこと。


闇が戻されることになったのも、慎重に慎重に、時期を見られていたし、すでに毒気は抜けて くすみも見えない状態となっていたんだけど、闇を受け取りたくないという思いに引き延ばされてここまで来ている。これ以上は、全体の流れをとどめてしまうだけだから。


闇が戻されても、光が自らの本質であることを確実なものとして認識している人の数が ある一定数に満たされているため、全体が闇に飲まれて偏ることはないし


前進するためには、闇を自分の元に取り戻し、その闇に関する事象を「自分のこと」として受け入れ、真剣に向き合うからこそ、向かうべき方向や、望ましい現実を定かにすることができ、自分がどうしたいのか、何をしたいのかが明確になるんだよ。


キラキラの光に囲まれていることだけに心地よさを感じていると受け入れがたいと思うけど、この世界は、光を見つめているだけでは『ほんとうの意味』での前進にはならないという仕組みがある。


光を見つめ、光を意識する必要があったのは、人間の内側に小さくひそかに隠されていた光に自ら気づき、それを広げ、自らの本質は光であるということを、それぞれが確実な認識とするためだから。

これまで人間が内面の光を強く意識させられて来たのは、闇が戻されても本質の光が揺らがないようにするため。


これまで世界は闇の仕組みで溢れていた。

人間の肉体も、闇の性質だよ。

物質世界は、闇の支配下にあったんだ。


その中で光を支持し続けていくことは、とても辛く過酷なことだった。


意識の世界に深く関わりを持ち生きている人は分かると思うけど、自らの内に在る光に気づき、光を取り戻すと、それに見合った同等の闇と向き合わされるイベントが現実の世界で発生する。

それを繰り返すもの。

そして繰り返す度に難易度は上がっていく。


そうやって魂は、切り離した自らの一部を少しずつ回収していくんだよ。最後にすべてを取り戻すために。


そのために闇は光と対面するように存在してきたよ。


これまでの物質世界の仕組みは、分からないことを分かるために、大切なことは別けられて存在していた。

だから『真実』の在処は、いつも2つに別れている処。

『矛盾』を感じるその『瞬間』に、真の前進の扉があるのはそのためなんだよ。




闇が戻されても、今まで自分自身としっかりと向き合い、闇を自分の元に回収し、自分の一部として収めてきていた人達には、今回それほど強い影響はないと思うし、より真実が見えやすくなると思うよ。


しかし、都合の悪い現実を遠ざけてきていた人達は、しばらく絶望が続くかもしれない。


でも

それぞれの道は一本に補正されている。


その道の途中に絶望というトンネルがあり、中に入ると前後左右上下も無い時空の歪みのような空間となっている。

そのため、入っている最中はどん暗い絶望の闇が永遠に続くように感じてしまうかもしれないけど、そのトンネル自体は実はとても短くて、ちゃんと出口もあるし、そこからまた道は続いている。


すでに道は用意されている。

だから大丈夫。



***



『遠ざけていた現実がそれぞれの現実に融合されていく』


それらは遠ざけていた自分の一部です


今までその現実を知っていたとしても、見つめられていたとしても、実感できていたとしても、どことなく自分との間に距離があって他人事のように感じていたかもしれませんが


それは、大切なあなたの一部である『闇』と、あなたが切り離されていたため、自分のこととして受け止めることが出来ずにいたからです。(社会で起きている問題に対する個人の姿勢等がよい例です。)



闇が切り離された理由として大きいのは、


魂が強烈な衝撃を受けて痛みを感じた瞬間、それはただの痛みではなく、魂の健全な存続に危険が及ぶ域の痛みを受けた場合、自己防衛反応としてその記憶を自分から切り離し、自らを守ろうとします。

その切り離したものが「闇」と表現されていますが、それはあなたに不必要なものではなく、大切なあなたの一部となります。


欠けたままでは、あなたはほんとうの前進が行えません。


この『前進』とは、ただ 時を過ごし、年齢を重ね、生きることだけの変化を意味していません。



***



闇を、あなたの元に戻します


すると一時、出口の見えない絶望に囚われたようになりますが、絶望は時空が歪んだまやかしです


あなたは、過去の闇にしばらくの間囚われ

遠ざけていた現実があなたの元に戻ってきます


それらを自分自身のものとして受け入れ向き合うからこそ、それぞれにとって望ましい真の前進が行えます


闇を受け入れるから、あなたの本質である光を軸に、真の前進ができるようになります




光だけでは前進はできません

光の性質は、膨張し、とどまるものです


光は、ただ光として在り周囲を照らすことはできますが、前進してゆくことはできません


前進には、求心力が必要です

『純粋な』

求める力、探求心です


闇の性質は、求心力です



光の性質を持つあなたは、闇と統合するからこそ、

闇が光を求める力によって、光は強く本来の輝きを放ち、真の可能性へ向かい前進していくことができます。


光と闇は、お互いに欠けた力を補い合い、協力していくことが、これからの流れには必要なことになります。


それは、相対する2つを合わせるということでもあります。

光も闇も、真の前進の方向は同じ一本の道になっているからです。



『純粋な』というところが重要な表現となります。

今まで、この『純粋な』域で行われる地球全体のイベントはありませんでした。



***



『前進の時』には

自分のことをよく知る必要があります。


『光』は「闇」を、自らの内へ呼び戻す必要があります。


それは、膨張して とどまる光に、闇の求心力が呼び戻されることで、『光』に真の前進の力が生まれる仕組みがあるためです。


人生が大きく転換する場面で行われる行動の裏側では、意識の領域で必ずこの仕組みが作用しています。


真の前進は、光と闇が触れた瞬間に成されます。

それが、これまでは「矛盾」と表現されていたものです。

これからは融合し、同時に進んでいくことになります。

光も闇も、進む方向は同じです。


その舞台で戻される闇には、致死量に至るほどの猛毒性は既にありません。闇が再びあなたの元に戻される時は、あなたはそれに打ち勝てるだけの光を確実なものにして身に宿しているからです。


越えられない壁はやって来ないという言葉の意味も、この仕組みによるものです。