あるときから『希望』は、現実世界の『変化』を目的として、意識の側から意図的にその仕組みを生かすように使われてきました。以前は、『希望』というものは儚く脆く実現性の乏しいものであり、闇の中で輝く灯火のように曖昧なものでした。

『希望』と聞いて何を想像しますか？

その言葉からは未来への『可能性』が現れているのですが、近年になり『希望』は現実の世界に分かりやすい形で広範囲に姿を現すようになりました。より多くの人々が実際の行動を伴い、より現実的なことで『希望』を意識した行動が大規模に行われるようになりました。

それと同時に、実現しない『希望』が何度も訪れ、落胆し、諦め、絶望を感じる出来事も増えたと思いますが、

気付いていますか？

『希望』とは、何度打ち砕かれても決して消えることのないものであるということ。

もし、『希望』に対して否定的な感情を抱いたり、『希望』が消えたと思うのであれば、それはあなたが諦めて離れたためです。

『希望』の作用とは、打ち砕かれる度に余計なものが削ぎ落とされていき、純粋な "思い" だけを残すためにあるものです。純粋な魂の存在である『あなた』に戻るために存在しています。

あなたが、より『純粋』に近付くと、希望は可能性となり、実現可能な『現実』となります。

『希望』は、あなたの『現実』です。

それが、意識を『現実を創造する力』として正しく使うために必要な条件のひとつです。