この世界から見る宇宙は、黒い宇宙だね。
黒いから、小さな星の輝きも際立ってよく見える。
この世界には、ほんとうの光はないの。
光だと思っているものは、光の一部。
この世界から見えている光は、光のほんとうの姿ではないの。
“光“ とは、自らの存在証明で、
黒い世界で、その証が消えないように訴え続ける作用が “輝き“ となって見えている。
宇宙は黒いと思っている?
目で見える宇宙は黒いけど、
その宇宙の黒さに、優しく包み込まれるような安心感は感じている?
この黒く見えている宇宙には、無数の意識の粒子が充満している。
まっ黒にしか見えないのは、それが物質ではなく目には見えないものだから。
宇宙にも、ほんとうの姿があるんだよ。
宇宙の果ての果て、
ずーっと進んだその奥、
宇宙空間に漂う無数の意識が 沈黙するほどの最果てに、
この宇宙の裂け目があって、
その裂け目の向こう側に、
これまでに見たことも感じたこともないくらいの、とてつもなく明るい世界があるの。
その明るさの成分を言葉で表現するなら、
喜び、楽しい、嬉しい、大好き、愛してる、ありがとう、などで溢れていて、
またひとつ視点を変えて見てみると、その世界にはピンポン玉くらいの大きさの、柔らかくて弾力のある、優しく温かい光の玉が、空間といえる “すべて“ の範囲に隙間なくみっちりと詰まって存在している。
その光の玉で生め尽くされた空間には、まったく隙間はないのに、息ができないとか、身動きが取れないなんてことはなく、むしろ、なんの抵抗もなく泳ぎ回るように自由に動くことができる。“自由に動けること“ は、その場にある “すべて“ との「共振」があるからで、その「共振」は、心身はこんなにも深く、身軽で、優しく、柔らかく解れるものなんだという驚きを人体に与えてくれる。
彼らは楽しそうに、嬉しそうに、ただそこに存在しているもの。
そこに “意思“ が注がれることで、その意思に従って “動き“ が生まれる。
人間の “意図“ と、ここの光の玉は、本来はとても相性が良いのですが、
「共振」は人間の意識の『純粋性』にのみ影響を受けるのです。
そのピンポン玉くらいの無数の光の玉、ひとつひとつが発する意識がこの世界(明るい世界)の意識を構成している。
光の玉は、まるで子供の様な『純粋性』しかありません。
無垢な光の粒子は、穢れを知らない “純粋性“ のかたまりです。
ここは、フィルターの掛かっていないほんとうの宇宙。
ここは『光の宇宙』
宇宙のほんとうの姿。
黒い宇宙から見える “輝き“ は、ここ、光の宇宙から、膜越しに辛うじてそちらに届いた “純粋性“ です。
その中で太陽の光は、より多くそちら側に届いているものです。
太陽から何を感じますか?
人間の意識が、黒い宇宙から届く情報に対して、平らに、幅広く、受け入れ、認識、理解できるようになったとき、
人間の意識の中から『光の宇宙』は真の姿を見せることができます。
この世界を創造しているのは、“あなた“ なのです。
その言葉の意味を、ひとりひとりが実感を伴いながら理解することの可能な時期に来ています。
あなたの中にある『ほんとうの宇宙を見てください』
“好奇心“ や “興味“ は、あなたの “純粋性“ から発せられています。
それがあなたを『この場所』へ導いていく目印となります。